外耳道真菌症
こんな症状ありませんか?
- 耳に詰まった感じや痛みがある
- 強いかゆみがある
- 耳の塞がった感じや聞こえにくい感じがある
外耳炎や外耳湿疹を起こして、外耳道がジメジメした状態になっているときに、カビ(真菌)がはえる病気です。
「耳の中にカビがはえる」というと、驚く方が多いですが、耳鼻咽喉科では珍しくない病気です。
カビ(真菌)の感染と言えば「水虫」がよく知られていますが、耳の中でも同様の感染が起こります。
耳の中は狭いため、カビ(真菌)が発育しやすい湿った環境になりやすいので、完治するまで時間がかかることがあります。
「耳の中にカビがはえる」というと、驚く方が多いですが、耳鼻咽喉科では珍しくない病気です。
カビ(真菌)の感染と言えば「水虫」がよく知られていますが、耳の中でも同様の感染が起こります。
耳の中は狭いため、カビ(真菌)が発育しやすい湿った環境になりやすいので、完治するまで時間がかかることがあります。
外耳道真菌症の原因
傷ついた外耳道にカンジダやアスペルギルスといった真菌が寄生することで発症します。
外耳炎の主な原因であるばい菌(細菌)と真菌は異なるもので、外耳道内に胞子状の真菌(カビ)やヨーグルト状に変性した貯留物が見られます。
耳掃除のし過ぎや外耳炎を繰り返して湿った状態が続いている場合に外耳道真菌症になりやすくなります
外耳炎の主な原因であるばい菌(細菌)と真菌は異なるもので、外耳道内に胞子状の真菌(カビ)やヨーグルト状に変性した貯留物が見られます。
耳掃除のし過ぎや外耳炎を繰り返して湿った状態が続いている場合に外耳道真菌症になりやすくなります
当院での治療方法
まず真菌塊を除去し・外耳道内の洗浄・抗真菌薬の塗布を行います。
かゆみのひどい場合には内服薬を使用することもあります。重症の場合は完治するまでに数か月かかることもあります。
注意して頂きたい事
治療期間中は、耳に痒みや違和感を感じても、耳掃除をしたり、耳を触ったりしないようにしてください。
治療途中に自分で耳かきや綿棒・爪などで外耳道を触ると、新たな傷をつくってしまったり、治りかけの傷口がぶり返したり、感染をより広げてしまったりと、治療期間をかえって⻑引かせてしまうこととなります。